2008年05月13日
ボールを捉える目の違いで、見違えるほどストロークが安定
皆さんは、フォアストロークの打つ準備の時どちらの目でボールを見ていますか。私は右目が効き目です。意識しないと右目でボールを見ようとします。そうすると肩が入らず、身体が開いた状態でボールを打つ準備を終えてしまいます。その準備状態からボールをヒットするので相手コートの深いところに返せないで意識に反してボールが短くなることや、ボールをラケットの下で捉えて、引っ掛けてしまい打ったボールが高く舞い上げてしまったり、また、肩がしっかり入っていないのでクロスの方向にしか打てずストレートにボールを打てなかったりします。
ストロークを安定させるためには、ボールをヒットする準備の段階で毎回しっかり肩が入った状態で準備ができなければいけません。私は、身体が開く癖を矯正する対策として左手でボールをキャッチする感じで準備をするというのを心がけていました。その方法も効果があるのですが、早い動きには動作が大きい分不向きです。
それで私が習っているスクールのコーチから左目で飛んでくるボールを見るように意識しなさいと指摘されました。この方法だと動作が大きくなくて早い動きにも対応できます。それにフォアストロークの場合、左目でボールを捉えます、その時自然とあごを引いて背筋が立つ感じになりストロークの姿勢が良くなります。それに左目で見ることで懐が深くなりストレートにもクロスにも打ち分けることができます。たかが目線と思うのですが、目線の違いだけでストロークの安定性に影響するなんてテニスは本当に奥が深いです。