2009年03月20日
浮いてきたリターンの上手な攻撃は?
今回のテーマはサービスリターンが相手足元に返球しようとして、少し浮いた返球になった場合のフォーメーションです。
まずは攻撃側フォアサイドの場合です。サーブ→リターンがバック側に浮いてきたらこれはまずセンターにボレーして前に詰め次の返球を待ちます。
サーブ→リターンがフォア側に浮いてきた場合は、相手前衛の足元、もしくはアレーを狙います。球の速さにポイントがあります、「遅くもなく、速くもなく」。微妙ですがそれがポイントです。相手前衛は見方リターンが浮いた時点でストレートに速い球をケアしています。そこに速い球を打ち込むとカウンターで対応できないリスクがあります。
遅すぎる球の場合、ボールに対応しようと前のめりになりバランスをいったん崩しますが態勢を持ち直して強打される可能性が高くなります。
ポイントは、速い球がくると待ち構えている前衛に対して少し前のめりにバランスを崩して打たせて、そのままコートの外に出させるくらいのボールを配球して次の返球をオープンコートに決めるというのが上手い技術です。もちろん見方前衛はストレートに打った時点でセンターに詰めているはずです。
次はバック側に浮いたリターンが返ってきた場合です。できるだけフォアで配給できる様にフットワークを使います。前のめりにならないように上体を保ちます。高い球は少しジャンプしてボレーです。アレーの真中もしくは前衛の足元ねらいです。
リターン側の攻撃です。相手サーブを前に詰めてくる相手足元にしっかり沈めてリターンすることにまず集中です。沈めるショットはトップスピンの回転あるボールかはねて高いサーブがきたら無理せずスライスでアングルを狙います。前衛はもちろんリターンが沈んだ時点で前に詰めます。
でも、相手の足もとに沈めようとしたリターンが浮いてしまったら前衛は少し下がってストレートケアです。がんばって守ります。
リターン側前衛はしっかりリターンが沈むか浮き上がるか見極めて詰めたりストレートケアしたり動きを考えます。詰めるか守るかの駆け引き、状況判断が前衛の醍醐味です。
以上が昨日のレッスンの内容でした。頭で理解していても反復練習で身体が反応するまでいかないと試合では表現できません。
3月15日奈良県選手権シングルスの試合、もう少し頑張れるとおもったのですが、若くてどう見ても私より上手な相手に、はがたちませんでした。1-8で完敗です。体がしっかり反応するまで練習あるのみですね。
まずは攻撃側フォアサイドの場合です。サーブ→リターンがバック側に浮いてきたらこれはまずセンターにボレーして前に詰め次の返球を待ちます。
サーブ→リターンがフォア側に浮いてきた場合は、相手前衛の足元、もしくはアレーを狙います。球の速さにポイントがあります、「遅くもなく、速くもなく」。微妙ですがそれがポイントです。相手前衛は見方リターンが浮いた時点でストレートに速い球をケアしています。そこに速い球を打ち込むとカウンターで対応できないリスクがあります。
遅すぎる球の場合、ボールに対応しようと前のめりになりバランスをいったん崩しますが態勢を持ち直して強打される可能性が高くなります。
ポイントは、速い球がくると待ち構えている前衛に対して少し前のめりにバランスを崩して打たせて、そのままコートの外に出させるくらいのボールを配球して次の返球をオープンコートに決めるというのが上手い技術です。もちろん見方前衛はストレートに打った時点でセンターに詰めているはずです。
次はバック側に浮いたリターンが返ってきた場合です。できるだけフォアで配給できる様にフットワークを使います。前のめりにならないように上体を保ちます。高い球は少しジャンプしてボレーです。アレーの真中もしくは前衛の足元ねらいです。
リターン側の攻撃です。相手サーブを前に詰めてくる相手足元にしっかり沈めてリターンすることにまず集中です。沈めるショットはトップスピンの回転あるボールかはねて高いサーブがきたら無理せずスライスでアングルを狙います。前衛はもちろんリターンが沈んだ時点で前に詰めます。
でも、相手の足もとに沈めようとしたリターンが浮いてしまったら前衛は少し下がってストレートケアです。がんばって守ります。
リターン側前衛はしっかりリターンが沈むか浮き上がるか見極めて詰めたりストレートケアしたり動きを考えます。詰めるか守るかの駆け引き、状況判断が前衛の醍醐味です。
以上が昨日のレッスンの内容でした。頭で理解していても反復練習で身体が反応するまでいかないと試合では表現できません。
3月15日奈良県選手権シングルスの試合、もう少し頑張れるとおもったのですが、若くてどう見ても私より上手な相手に、はがたちませんでした。1-8で完敗です。体がしっかり反応するまで練習あるのみですね。
2009年03月06日
再開で~す!
長い間ブログを書いていませんでした。2009年を迎えて心を新たにブログの更新を始めることにしました。
ブログのコンセプトは以前と変わりません。私が習っているテニススクールの練習と試合について、その内容と感じたことを掲載することです。でもブログの更新を休んでいた間、テニスはしっかり練習していました。テニスの技術やテニスを見る目は以前よりも少し変わってきたかもしれません。変化といえばそれだけ、これからもよろしくお願いします。
さて、再開してひとつ目の記事は昨日のテニスの練習の内容です。
技術的にはバック側のハイボレー(高いボレー)と前衛の足もとに沈めるストロークです。この二つの技術を使うシチュエーション(戦術)を考えます。
初めは、バック側のハイボレー(高いボレー)です。このショットは、防御のショットです。雁行陣でストロークが続く場合、仕掛けるショットはアングルショットか、前衛の頭を抜くロブショットです。特にバック側にあげるのが有効です。このロブショット処理する方法としてバック側のハイボレーがあります。ポイントは相手ボールの軌道に合わせて深く返球することです。強く低いボールを返球しようと思うとロブショットを打った方は前で待ち構えています。いかにロブをベースライン付近の後方に返球して相手の攻撃をリセットするかがポイントです。
次は前衛足もとに沈めるショットです。相手前衛の足元に沈めたボール、相手前衛の返球を味方前衛がポーチに出てポイントを決める。これが理想的な展開です。しかし、相手前衛が後ろに下がってネットとの間に少しスペースがないと足もとに沈めることができません。その布石のショットが前衛のバック側後ろへのロブショットです。深く返球されてきても相手前衛は後ろに下がりますから、すぐに前に詰めたとしてもネットとの間にスペースができます。それに次からロブがあると認識すれば後ろ気味にポジショニングします。その時相手前衛足もとに沈めて見方前衛に決めてもらいます。
最後にテニスは展開の中でゲームを取りセットを奪取するスポーツです、少なからず駆け引き=ゲーム展開とそれに見合った技術が必要です。練習もいろいろな展開でより良い技術を駆使できるようにすることが肝心です。
ブログのコンセプトは以前と変わりません。私が習っているテニススクールの練習と試合について、その内容と感じたことを掲載することです。でもブログの更新を休んでいた間、テニスはしっかり練習していました。テニスの技術やテニスを見る目は以前よりも少し変わってきたかもしれません。変化といえばそれだけ、これからもよろしくお願いします。
さて、再開してひとつ目の記事は昨日のテニスの練習の内容です。
技術的にはバック側のハイボレー(高いボレー)と前衛の足もとに沈めるストロークです。この二つの技術を使うシチュエーション(戦術)を考えます。
初めは、バック側のハイボレー(高いボレー)です。このショットは、防御のショットです。雁行陣でストロークが続く場合、仕掛けるショットはアングルショットか、前衛の頭を抜くロブショットです。特にバック側にあげるのが有効です。このロブショット処理する方法としてバック側のハイボレーがあります。ポイントは相手ボールの軌道に合わせて深く返球することです。強く低いボールを返球しようと思うとロブショットを打った方は前で待ち構えています。いかにロブをベースライン付近の後方に返球して相手の攻撃をリセットするかがポイントです。
次は前衛足もとに沈めるショットです。相手前衛の足元に沈めたボール、相手前衛の返球を味方前衛がポーチに出てポイントを決める。これが理想的な展開です。しかし、相手前衛が後ろに下がってネットとの間に少しスペースがないと足もとに沈めることができません。その布石のショットが前衛のバック側後ろへのロブショットです。深く返球されてきても相手前衛は後ろに下がりますから、すぐに前に詰めたとしてもネットとの間にスペースができます。それに次からロブがあると認識すれば後ろ気味にポジショニングします。その時相手前衛足もとに沈めて見方前衛に決めてもらいます。
最後にテニスは展開の中でゲームを取りセットを奪取するスポーツです、少なからず駆け引き=ゲーム展開とそれに見合った技術が必要です。練習もいろいろな展開でより良い技術を駆使できるようにすることが肝心です。
2008年07月17日
フォアのアプローチショット
今日はフォアのアプローチショットの練習です。
相手の短くなった返球、ゆるいセカンドサービスを決め気味に打って前に出て、ロブ、もしくは棒球を決めに行きます。
アプローチショットを打って前に出るというのはいいのですが、アプローチショットが確り打てないとチャンスボールが帰ってきません、少なくとも相手がロブをあげるか、苦し紛れの棒球を返すしか無い様なアプローチショットを打たなくては意味がありません。
それでは、技術的なポイントの確認です。先ずゆるく短い返球を待ちます。決して深くて良い返球で出て行く人はいませんよね。その時は確りストロークを深く打って相手返球が短くなるのを待ちます。
短いボールがきたらボールの後ろから入っていきます。決して飛球線の横から打ちに行かないことです。
「12ッ3」とリズム良くステップをしてスイングします、方向は対角線に相手後衛のバック側に打つように確り肩を入れます。ボールの高さによってボールを削る位置が違います、高いボールはボールの内側、低くなるにしたがって外側に変わります。打点、ラケットは身体の前で打ちます。
打った後そのまま前にでてスプリットステップし、相手の返球を待ちます。ロブが帰ってくることもありますから、あまり前過ぎないようにきをつけ返球を決めにいきます。
男子ダブルスのセカンドではスピンサーブが多いのであまり使わないとおもいますが、返球が短くなったとき、つないでゲームを長くさせるより確りアプローチショットを打って浮き球、ロブを打たせて、決めに行くアグレッシブなテニスを目指しましょう。
練習はゆるいセカンドサービスから入って、アプローチショットを打ってポイント採るまでという試合形式の練習をくりかえしました。その後は、チャンピオンゲーム、セカンドサーブからはじめ3ポイントとればチャンピオンです。暑くて足が止まりがちになりますが、このショットもそうですがテニスは足で勝負です。
相手の短くなった返球、ゆるいセカンドサービスを決め気味に打って前に出て、ロブ、もしくは棒球を決めに行きます。
アプローチショットを打って前に出るというのはいいのですが、アプローチショットが確り打てないとチャンスボールが帰ってきません、少なくとも相手がロブをあげるか、苦し紛れの棒球を返すしか無い様なアプローチショットを打たなくては意味がありません。
それでは、技術的なポイントの確認です。先ずゆるく短い返球を待ちます。決して深くて良い返球で出て行く人はいませんよね。その時は確りストロークを深く打って相手返球が短くなるのを待ちます。
短いボールがきたらボールの後ろから入っていきます。決して飛球線の横から打ちに行かないことです。
「12ッ3」とリズム良くステップをしてスイングします、方向は対角線に相手後衛のバック側に打つように確り肩を入れます。ボールの高さによってボールを削る位置が違います、高いボールはボールの内側、低くなるにしたがって外側に変わります。打点、ラケットは身体の前で打ちます。
打った後そのまま前にでてスプリットステップし、相手の返球を待ちます。ロブが帰ってくることもありますから、あまり前過ぎないようにきをつけ返球を決めにいきます。
男子ダブルスのセカンドではスピンサーブが多いのであまり使わないとおもいますが、返球が短くなったとき、つないでゲームを長くさせるより確りアプローチショットを打って浮き球、ロブを打たせて、決めに行くアグレッシブなテニスを目指しましょう。
練習はゆるいセカンドサービスから入って、アプローチショットを打ってポイント採るまでという試合形式の練習をくりかえしました。その後は、チャンピオンゲーム、セカンドサーブからはじめ3ポイントとればチャンピオンです。暑くて足が止まりがちになりますが、このショットもそうですがテニスは足で勝負です。
2008年07月03日
ストロークとスライスリターン
フラット気味のストロークの練習だ!シングルスでは基本的なストロークだが、男子ダブルスではほとんど使用する事はない、お互いが雁行陣のときくらいで、相手が平行陣で前に出てくる場合は、回転をかけて足下に落とすストロークが基本になる。
使用状況をふまえたところで、技術的なポイントを整理する。
先ず、身体の回転でスイングする腕及び手首は固定するのがポイントだ。
テークバックは先ず足首から、右足が飛球線の後ろにボール対してセットする。ラケットは右手前で立てる、右足に体重をかけるので膝が135度位に曲がり、左足が前に出るとともに左肩が入り、ボールを左目でとらえて準備、ボールがバウンドして打点までのリズムを、「1、2」と取る、1でラケットをボールの高さにセットして体重を右足にのせ、2で身体を回転させる、打点までは身体の回転で打点をすぎて、腕を振ってボールに外向きの回転をかける。フラットに当てて最後にドライブをかけるという順序だ。
基本的に意識するのは腰の回転、左足が伸び上がらない様に踏ん張る事と右足がスイングの最後まで前に出てこない様にする。そうすると、腰のはいった早いフラット気味のストロークが打てる。
次は、セカンドサーブを前に出て高い打点でスライスサーブを打って相手の足下に沈める。相手がスピン系のセカンドサーブを打ってくるときに有効だ。
先ず相手のトスアップのときに一歩前、サーブの方向深さを観て前に出る、スライスでヒットして、そのままさらに前にでて相手がファーストボレーするときにスプリットステップをあわせ、決めにいく!ポイントはリズムとスピードでアグレッシブに決めにいく。絶対に後ろに下がって処理しない事が肝心だ。
練習では、ペアを決めてチャンピオンゲーム、セカンドサーブを2ポイント連取で交代、女性の滑ってくるサーブを無理にスライスで返そうとしてボールが浮いてしまう。リターンのバリエーションが増えるので是非頑張って習得しなければ。
使用状況をふまえたところで、技術的なポイントを整理する。
先ず、身体の回転でスイングする腕及び手首は固定するのがポイントだ。
テークバックは先ず足首から、右足が飛球線の後ろにボール対してセットする。ラケットは右手前で立てる、右足に体重をかけるので膝が135度位に曲がり、左足が前に出るとともに左肩が入り、ボールを左目でとらえて準備、ボールがバウンドして打点までのリズムを、「1、2」と取る、1でラケットをボールの高さにセットして体重を右足にのせ、2で身体を回転させる、打点までは身体の回転で打点をすぎて、腕を振ってボールに外向きの回転をかける。フラットに当てて最後にドライブをかけるという順序だ。
基本的に意識するのは腰の回転、左足が伸び上がらない様に踏ん張る事と右足がスイングの最後まで前に出てこない様にする。そうすると、腰のはいった早いフラット気味のストロークが打てる。
次は、セカンドサーブを前に出て高い打点でスライスサーブを打って相手の足下に沈める。相手がスピン系のセカンドサーブを打ってくるときに有効だ。
先ず相手のトスアップのときに一歩前、サーブの方向深さを観て前に出る、スライスでヒットして、そのままさらに前にでて相手がファーストボレーするときにスプリットステップをあわせ、決めにいく!ポイントはリズムとスピードでアグレッシブに決めにいく。絶対に後ろに下がって処理しない事が肝心だ。
練習では、ペアを決めてチャンピオンゲーム、セカンドサーブを2ポイント連取で交代、女性の滑ってくるサーブを無理にスライスで返そうとしてボールが浮いてしまう。リターンのバリエーションが増えるので是非頑張って習得しなければ。
2008年06月26日
リセットする深いボレー
相手サーブ→リターンを深く返し→前に出て平行陣で相手は雁行陣後衛がストロークを打つというシチュエーションで待つボールは?
先ずはロブを待ちます、その次は浮いた返球です。このどちらも味方のチャンス、アクティブ(スピードアップして)に前衛にアタック!甘い返球を決めに前につめていきます。
それでは相手のストロークがドライブを効かせて沈んできました。攻撃できないときはどうするか?
この時のボレーが今日のレッスンの課題です。
相手前衛の方にトスをあげるようなボレーはできません、後衛を後ろに釘づけるボレーが必要です、深く返すボレーです。沈んでくる返球に対して深く返す為には低く構えてボールを下からとらえ山なりのボールを返す感覚です。決して目線をああげてはいけません、ボールを上から見てボレーをするとネットに引っ掛けるかボールが短くなってしまうか最悪は浮き球になります。そうすれば相手後衛は前に出てストロークを打ってきます。
良いストロークに対しては深く返す事でいったん攻撃をリセットする!そうすれば、次の相手の出方を観る余裕ができます。決して焦ってはいけません、良いストロークには深く返して一旦リセット、その繰り返しです。もちろん深く返した後はロブをケアしてサービスライン位まで戻ります。
テニスの攻撃は確率が大事です。一本のスーパーショットではゲームに勝てません。ペアーとのコンビネーションで如何に確率の高い攻撃をしていくか、反復練習あるのみです。
先ずはロブを待ちます、その次は浮いた返球です。このどちらも味方のチャンス、アクティブ(スピードアップして)に前衛にアタック!甘い返球を決めに前につめていきます。
それでは相手のストロークがドライブを効かせて沈んできました。攻撃できないときはどうするか?
この時のボレーが今日のレッスンの課題です。
相手前衛の方にトスをあげるようなボレーはできません、後衛を後ろに釘づけるボレーが必要です、深く返すボレーです。沈んでくる返球に対して深く返す為には低く構えてボールを下からとらえ山なりのボールを返す感覚です。決して目線をああげてはいけません、ボールを上から見てボレーをするとネットに引っ掛けるかボールが短くなってしまうか最悪は浮き球になります。そうすれば相手後衛は前に出てストロークを打ってきます。
良いストロークに対しては深く返す事でいったん攻撃をリセットする!そうすれば、次の相手の出方を観る余裕ができます。決して焦ってはいけません、良いストロークには深く返して一旦リセット、その繰り返しです。もちろん深く返した後はロブをケアしてサービスライン位まで戻ります。
テニスの攻撃は確率が大事です。一本のスーパーショットではゲームに勝てません。ペアーとのコンビネーションで如何に確率の高い攻撃をしていくか、反復練習あるのみです。